鳥の日記

いろいろと書いていきます。

ただ書評を書きたくて-ニッポンの書評

読書会やビブリオバトルやら読書をアウトプットする場に興味を持つようになり、実際に読書会に参加してみて「思ったことを上手く伝えられないなー」と悩むようになったのが本書を読むこととなったきっかけであります。

書評の書き方を学んで上手くアウトプットしたいと!

本書から学び取ったことを2つ紹介したいと思います。

 

粗筋紹介も立派な「評」である。

ある小説を読み、その内容を誰か相手に伝えられますか?と言われてみると自分は上手くできないかもしれません。小説の中の出来事を全てつらつらと述べても相手を退屈させてしまいしっかりと伝えることができません。結局大事なことは、簡素に丁寧に伝えることです。そのために、物語のどこを切り取るかが重要となります。切り取る場面の選択はその読者自身がどれだけ読み解けているのかという読解力が試されてきます。良い粗筋紹介ができていることは、その本を上手に読解できていることに繋がっています。ある良い粗筋紹介を聞いて、「その本を読んでみたい」と相手に思わせることができれば、これは次に述べることでありますが「立派な書評」なんでしょう。

相手を動かす。

先ほど述べてしまいました。相手に「読みたい!」と思わせることが書評として最重要なことでしょう。本書に中でも書評は読む前に批評は読んだ後にと述べられているように書評は本を後ろから推す役目(お勧めする)があります。そのためには読んでいて退屈な文章はいけません。批判して相手に読むことを留めるように仕向ける文章もいけないでしょう。相手を動かすためには難しいことではありますが、文章として面白いものが求められます。

 

どうしたら上手い書評が書けるのか考えてばかりいてはいけません。まずは書くことかなと思います。本書の中には著者である豊崎さん流の書評の書き方も盛り込まれています。それを参考にしながらボクも書いてみようと思います。

 

ニッポンの書評 (光文社新書)

ニッポンの書評 (光文社新書)