鳥の日記

いろいろと書いていきます。

【読書メモ】夢、死ね! 若者を殺す「自己実現」という嘘

かつてボクが10代の頃、親、教師などの大人たちは「夢」を持つことの重要性や必然性を訴えてきた。「夢」はなんですか?「夢」を持ちましょう!などと。ボクの場合、たまたま野球部に所属していたことからなんとなく「野球選手になりたい。」と宣言していた記憶がある。サッカー部の友人が「サッカー選手になりたい。」ように。野球選手にはなれないだろうとは思っていた。そして夢を絶対的な神聖なものとして扱う大人たちに疑問を持たざるを得なかった。そんな「夢」を否定し、現実を見据えて生きることの重要さを示してくれているのが本書「夢、死ね! 若者を殺す「自己実現」という嘘」である。

本書はタイトルの通り、「夢」を一切否定し、地に足の着いた働き方、現実世界を見据えることの重要性について書かれている。

 会社員の端くれとして働くボクにも、共感できる社会の真実が笑えるとしてエピソードで語られていて楽しく読むことができた。

仕事とは

仕事とは何か ー その答えは「お金を得るための活動」であり、「社会との接点を作るための活動。」これだ。決して「夢」や「自己実現」を先に持ってくるべきではない。

イケているサラリーマンは自由であるという真実

イケている人はその実績を元にやりたい放題できる。なぜなら、誰もその人を怒らないからである。

仕事プレイのすすめ

仕事は人生を左右し過ぎる それは良い方向にも悪い方向にも仕事はすればするほど、人間を新たなステージに押し上げてくれる 仕事はプライベートっぽくなればなるほどうまくいくし楽しい

 夢を持ち、それ叶えることが出来るのは一部のずば抜けた才能とラッキーの持ち主である。多くの人間は凡人であり、その事実を踏まえて生きていかなくてはならない。凡人としての人生の立ち振る舞い方を著者のエピソード付きで示してくれる本書。

オススメです。