鳥の日記

いろいろと書いていきます。

【鑑賞メモ】LEGO®ムービー

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はじめに

ボクは中途半端な人間だ。以前までは、普通な人間だと言っていた。しかし、小さじ一杯程の謙遜とまだまだ自分は未熟で成長の途中であるという向上心を持った若者像を相手へと伝えるため、普通から中途半端であると変えて宣言している。学生時代、学業の成績はトップではなくそこそこ、運動に関しても中の上には位置していたと言って間違いはない。就職先は、志望していてた企業、業界へは入ることはできなかったが、そこそこ名の通る安定した企業に入れた。人生いまのところ、特別優れた実績を残すことはできていないが、特別悪い大きな失敗をしてきてはいない。そのため、他者のボクに対する印象を稀薄なもので、存在感が薄い奴、同窓会に呼ばれるか呼ばれないかギリギリラインの存在であることのコンプレックスのためか、自分の性格を問われると中途半端な人間ですと答えている。これは映画に関する文章だ。

あらすじ

真面目で普通な主人公エメットはおしごと社長が管理する世界で働く作業員LEGO。そんな彼が、あるきっかけによって「選ばれしもの」だと勘違いされ、世界を救う戦いに巻き込まれてしまう。共に戦うバットマンやスーパーマンのように特別な力を持たないエメットは世界を救うことできるのか.....

LEGO®の世界の映画化

映画はビジュアルとして楽しめるという側面を持っている。その意味では、ビジュアルとして最高に楽しめる作品であった。まずは、LEGO®の世界の完全映像化は革新的かつ魅力的であり、その完成度の高さにも驚きの連続であった。例えば、組み立て玩具であるLEGO®が実際にゼロから組み上がっていって、自動車ができたり、飛行船ができたりする映像には童心にかえって胸躍る感動がある。他にも、映像のカラフルな色使いや軽快な音楽チョイスなどと観客を飽きさせない作り込みがふんだんに盛り込まれている。

平均的な主人公エメット

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冒頭、エメットが朝起きてから仕事を終えるまでのシーンがある。そこで彼の真面目さやごく普通な作業員LEGO®であることが分かる。彼は国から与えられるマニュアル書を片手に、日常の暮らしや仕事までそっくりとその通りにこなしていく。とにかく彼はごく普通な平均的なLEGO®である。物語の中盤、エメットは罪人として悪の組織に捕まり、エメットという人物に対しての印象を仕事仲間や付き合いのある街の人々へのインタビュー映像が流されるというシーンがある。(現実世界によくある容疑者の印象を近隣住民にインタビューしているVTRだ。)聞く人聞く人、彼についてよく知らない上、存在すら認知していない人もいる。それだけ彼は存在感がなく大勢の中の一人といったLEGO®である。

One of Themの主人公が活躍するストーリー

選ばれし主人公が活躍するストーリーには憧れを抱くけれど共感はなかなかしない。なぜなら、彼らには、ほかが持てない特別な力があるからだ。彼らはOnly Oneの存在であってその他大勢の一人ではない。この世の中はその他大勢の一人でほぼ構成されていて、秀でた才能や能力を持った人間は、ほんの数%しかいない。これは落胆することではなくて現実的なことである。それを知った上でどう考えてどう行動していくかが最重要課題である。

選ばれしヒーローではない普通の主人公が活躍するというストーリーがボクは好きだ。子ども向けとしてもピッタリである。

オススメ!